2日目は、それぞれの役割に分かれて、継続して作業を行う事となった。複写作業を担当する事になった我々は、撮影とアシスタントの二人一組となって、複写作業に従事する事となった。
複写の撮影に関しては、三脚に固定したカメラを真下に向けて、撮影。アシスタントがページをめくり、次々とシャッターを切ってゆく。
参加したカメラマンの中で、一人複写台を持参した方が居たので、せっかくなので、こちらの複写アシスタントを行った。
台座を利用して高さを稼ぐことで、床に直に置いて撮影するよりも、負担が少なく撮影することができ、それにより撮影効率は格段に向上した。現在は、複写台が導入されており、撮影効率はより一層、向上している事だろう。
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こういった活動により、多くのアルバム、写真を洗浄、複写が出来ているが、まだ洗浄、複写を待っているアルバム、写真が残っている。気温の上昇とともに、腐敗や劣化が進んでしまうので、複写までの工程は早急に完了したいと言う。複写(撮影)が完了しても、返却作業のためにインデックスを作成したり、レタッチ作業など、行うべき作業はまだまだたくさんあると言う。
我こそは、という方は「思い出サルベージアルバム・オンライン 」のページより、応募されてみてはいかがだろう。
作業自体は、参加者の意識も高く、複写メンバーはプロフェッショナルが多いと言う事もあり、自律した行動がとれていたが、休憩時などオフタイムには、参加者同士談笑したりとメリハリがあり、作業自体も、それ以外の時間もある意味楽しみながら行う事も出来た。
宿泊も、小原温泉・旅館かつらや様のご好意で、安価に泊まる事ができた。もっと悪い条件も覚悟していたので、リフレッシュも出来、東北地方の芋煮も堪能できた上、ゆっくり休むことができた。
早朝などは、朝食前に、散歩がてら旅館の周囲で撮影を楽しむグループもあったりと、作業時以外には、息抜きできる機会も。