iPod Style内を検索 Webを検索

デジタルコンテンツEXPO 2010 レポート

2010年10月14日〜17日の期間、日本科学未来館、東京国際交流館にて開催された「デジタルコンテンツEXPO 2010」を取材しました。

DCEXPO

デジタルコンテンツEXPO 2010は、3DやVRなどを利用した展示を中心にデジタルコンテンツのショーケースおよび今後の方向性を感じる事が出来る製品、技術などが多く展示されていました。

デジタルコンテンツEXPO 2010 コナミデジタルエンタテインメントブース レポート

コナミデジタルエンタテインメントブースでは、ラブプラス+およびラブプラスiの展示および、ARマーカーが会場の各所に設置されていました。

DCEXPO

Nintendo DSとiPhone/iPadでの実機展示の他、プロモーションムービーなどが上映されており、来場者がiPhoneでARマーカーの撮影体験が出来るテスト機も用意されていました。

DCEXPO
DCEXPO
iPadに正式対応したラブプラスi
ARマーカーが随所に設置されていた

ARマーカーは、それぞれ種類が異なっており、マーカーによっていろいろな種類のポーズやアクション、アングルなどが楽しめるようになっていました。

DCEXPO
DCEXPO
DCEXPO
DCEXPO

ARマーカーは、コナミブースの他に、受付のすぐそば、YAMAHAブース、東京大学と慶応義塾大学の共同研究「RePro3D」ブースなどに設置されていました。

DCEXPO
DCEXPO
DCEXPO
DCEXPO

ラブプラスは、携帯ゲーム機から始まり、iPhone、アーケード筐体とプラットフォームを拡大、観光地にはARマーカーと次元を越えた取り組みが今後も期待できます。

デジタルコンテンツEXPO 2010 東京大学と慶応義塾大学の共同研究「RePro3D」レポート

東京大学と慶応義塾大学の共同研究「RePro3D」では、3DCG映像をのぞく装置と、人差し指に巻く専用のベルトを組み合わせ、CGに触るとフォースフィードバックが得られる技術を展示していました。

DCEXPO

「ラブプラス」に登場する3人(姉ヶ崎寧々さん、高嶺愛花、小早川凛子)の3DCGを投射する装置を上から覗き込み、3DCGに触る(操作する)センサーとフォースフィードバック(触った感触が得られる)モーター?を組み合わせた装置を装着して、そこに存在しているように見えるキャラクターを触る体験が出来るという仕組み。

DCEXPO
DCEXPO

3DCGが投射されるエリアには、実際には何も存在していないが、覗き込むと実際にキャラクターが動き回っており、そこに装置をはめた指を差し込む事で、キャラクターを移動させたり、キャラが反応する(指を掴んだり、ぶつかったりする)際の物理的な抵抗感や触覚を味わえるようになっています。

デジタルコンテンツEXPO 2010 東京大学と慶応義塾大学の共同研究「RePro3D」

実際の触覚とは異なるはずですが、触った瞬間に振動する仕組みと、ピコピコという音、キャラクターの反応などが組合わさる事によって、キャラクターを移動させたり、掴まれているという感触を錯覚によって体験できます。今後のゲームや教育分野などでの応用に期待できると感じました。

特集ページTOPへ戻る

ご意見、ご感想、その他情報など何でも結構ですのでメールinfo@ipodstyle.net宛てへお送り下さい。

Copyright © 2002-2010- iPod Style - All rights reserved.