最初に着けた印象としては、筐体がきわめて小型、軽量でフィット感が良いと感じだ。耳の中にはきちんと存在感を与えつつ、着け心地はきわめてソフトで心地よい。継続して長時間使用してもそれほど疲れず、快適な装着感は維持される。イヤピースはサイズに応じて３種類用意されており、その柔らかな素材により万人に最適な遮音性と装着感を提供している。

デザイン性の高いすっきりとしたパッケージ。 キャリングケースを兼ねたプラスチックケースにイヤフォンが収納されており、他に予備のイヤピース（大小）が入ったカプセル状の専用ケースが収納されている。 標準では中サイズのイヤピースがセットされている。 ケースの底？には、マニュアルや交換用メッシュなどが収納されている。

音質的には、バランスのとれたナチュラルな感じと言うのがファーストインプレッションだが、まだエージングが済んでいないので、詳細は追って記述したい。

交換用イヤーパッド用ケース	ユニークなイヤフォン用収納ケース

イヤフォンは、三角形の収納ケースに収納して持ち運ぶことが出来る。もちろん、iPodなどに巻き付けてケースに放り込むなどの使用でも構わないが、長時間持ち運ぶ際にはケースに収納して持ち運びたい。バランスドアーマチュアイヤフォンとして比較的リーズナブルとはいえ、10,000円近くするイヤフォンなので、大事に使用したいものだ。

交換用イヤーパッドが串に刺さっている	交換用イヤーパッドが串に刺さっている

交換用イヤーパッドは、SとLのマークがついたカプセル状の収納ケースに収納されており、持ち運びも可能に見えるが、自分のサイズ以外のパッドを持ち歩く必要も無いので、通常は使用しないだろう。他社のイヤーパッドなどをいろいろ試したい場合には、キャリングケースとして有効になるかもしれない。

リモコン部は＋ーとグレーの部分がスイッチ	リモコンの裏面にはマイクロホンがある

対応機種は、第2世代iPod touch、第4世代iPod nano、iPod Classic 120GBの3モデルのみだが、iPhone 3Gでもボリューム調整以外の機能は使用することが出来た。ただし、動作保証などはないのであくまでも動作実績として理解して頂きたい。

Apple Storeで9,400円という10,000円を切る価格は、バランスドアーマチュアイヤフォンとしてもリーズナブルで、デュアルドライバータイプとしては破格の値段だ。しかも、リモコン付きでデザイン的にも優れており、価格以上の満足感は確実に得られるだろう。アーマチュアタイプの入門機として、また、リファレンス用や予備のイヤフォンとして、様々に活用できるだろう。

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